おしるこアンテナショップ for 福井

「福井地産の魅力に触れよう!!」と題してお届けする本企画。今回は、東京都港区にある福井県アンテナショップ「ふくい南青山291」のご協力により、おしるこスタッフが厳選した商品をポイント交換にてプレゼントいたします。

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江戸時代より栄えた越前福井の絹織物『羽二重(はぶたえ)』の艶やかさをお菓子に再現しました。餅米と砂糖のみを原料としたきわめてシンプルな餅菓子ですが、その味わいは非常に奥深いものがあります。きめ細かいもっちりとした食感と上品な甘さは、おしるこ世代も大満足の逸品です。


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羽二重餅(はぶたえもち)とは

餅粉を蒸し、砂糖と水飴を加えて丹念に練り上げた福井の銘菓です。絹織物の街として古くから栄えた福井の「羽二重」からちなんで名付けられました。

商品詳細
商品名羽二重餅(10枚入)・白
原材料餅粉、砂糖、水飴(原材料の一部に大豆を含む
内容量10枚
賞味期限2ヶ月
協力株式会社新珠製菓
ふくい南青山291

平成の大合併により、福井県で2番目に大きな都市となった福井県坂井市。人口10万人足らずでありながら「名所・東尋坊」「古城・丸岡城」などの観光名所を擁して年間500万近い人が訪れる観光都市です。九頭竜川流域に広がる福井平野が市域のほとんどを占め、対馬海流の影響で海岸線側は雪も少なく豪雪地帯のイメージとは違う雰囲気を持っています。今回は、継体天皇ゆかりの地「高向の宮跡」丸岡町を自治する、福井県坂井市をご紹介します。

今から400年以上前の戦国時代、北陸地方では大名・領主・一向一揆衆の間で争いが続けられていました。天正3年(1575)、織田信長は越前一向一揆を平定すべく、大軍をこの地に動員し、今の丸岡城から東北へ約4キロ余りの山中にあった一向宗の拠点豊原寺も、多くの寺坊が消失。その後、柴田勝家は越前(現福井県嶺北地方)に入り、北庄(現福井市)に城を構えました。その後勝家は、養子で甥にあたる伊賀守勝豊に命じ、豊原に宮城を構えさせました。翌年、勝豊は、交通の便などから現在の場所に城を移しています。現在の丸岡城は、濠は埋められ、本丸の天守閣とわずかに石垣を残し、城周辺は霞ヶ城公園となっています。尚、丸岡城の天守閣は、国内に現存する12の天守閣のうち、最古の建築様式を有するものです。

4月には丸岡城のある「霞ヶ丘公園」に日本さくら名所100選にも選ばれた数百本のソメイヨシノが咲き乱れ、300本のぼんぼりに夜桜が浮かび上がる「丸岡城桜まつり」が行われます。公園内には緑色の桜を咲かせる珍しい桜の木も見られます。

丸岡城天守閣石垣のそばには、「一筆啓上 火の用心 お仙泣かすな 馬肥せ」の書翰碑が建てられています。この手紙文は、徳川家康譜代第一の功巨で鬼作左の勇名をとどろかせた本多作左衛門重次が、陣中から家族に書き送ったものです。文中のお仙とは、後に丸岡城6代目城主となる本多成重の幼名仙千代のことで、福井藩主松平忠直に使え、数度の戦いで武勲を立て、丸岡城主となりました。この石碑が縁で、「日本一短い手紙文コンクール」の一筆啓上賞の始まりとなりました。

丸岡町を訪れて味わいたいものといえば、地産地消の極みとも言える丸岡産100%の蕎麦粉を使った手打ちそばです。手打ちそばを体験できる店舗もあるので丸岡城を見ながら自身で打ったそばに舌鼓を打つのも一興です。中でも「一筆啓上茶屋」蕎麦は絶品。うぐいす色の実を石臼で丁寧に挽いて手打ちした「越前おろしそば」は香りも高く別格の美味さです。

【問合せ先】
住所:福井県坂井市丸岡町霞町3-1-3
電話:0776-66-5880

丸岡城周辺の観光が終わったら、日本有数の名勝・東尋坊へ足を延ばしましょう。東尋坊の見所は、何といっても波の浸食によって荒々しくカットされた、さまざまな岩肌。約1キロも続き、絶壁に日本海の荒波が打ち寄せるさまは、実に豪快。これほど巨大な輝石安山岩の柱状節理は、日本ではここ一ヶ所しかなく、地質学的にも貴重で、国の天然記念物にも指定されています。

【問合せ先】
住所:福井県坂井市三国町安島